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2012/13シーズン インフルエンザワクチン株
○2012/2013冬シーズン
A/California(カリフォルニア)/7/2009(H1N1)pdm09
A/Victoria(ビクトリア)/361/2011(H3N2)
B/Wisconsin(ウイスコンシン)/01/2010(山形系統)
【1月】 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【9月】 【10月】 【11月】 【12月】
2012524B
ワクチン効果か、患者半減 子供の細菌性髄膜炎 厚労省研究班調査
子供の細菌性髄膜炎を予防するインフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチンの公費接種が広がった2011年に、ヒブ感染により髄膜炎になった0~4歳の患者発生率が、その前3年間の平均と比べて半減したことが、厚生労働省研究班の調査で24日までに分かった。ワクチンの公費助成が同時に始まった肺炎球菌による髄膜炎も、11年は同じく25%減少した。
細菌性髄膜炎の主な症状は発熱だが、治療が遅れると死亡したり、発達障害などの重い後遺症があったりする。乳幼児ではヒブが原因となるのは50~60%、肺炎球菌は25%程度と、患者の大半を占めるとされ、両ワクチンの普及で、子供にとって深刻な感染症の大幅抑制につながる可能性を示した。調査対象は北海道、福島、新潟、千葉、三重、岡山、高知、福岡、鹿児島、沖縄の10道県。小児科の入院施設のある病院から、患者の報告を集めて分析した。