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12.11  鳥インフルエンザ:対策で550億円拠出 国際会議
西アフリカ・マリで開かれていた鳥インフルエンザ対策に関する第4回国際会議は8日、参加国・機関が来年の対策費として総額4億7590万ドル(約550億円)の拠出を表明し閉幕した。ロイター通信などが伝えた。

目標額は5億?7億5000万ドルで、日本政府は6700万ドルの追加拠出を表明。国連のナバロ調整官(鳥インフルエンザ問題担当)は「非常に喜ばしい。さまざまな理由で今回表明できなかった国から追加拠出があるので、目標の5億ドルに届くのは間違いない」と強調した。(共同)

毎日新聞

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11.20  フィリピンからの帰国後に狂犬病を発症した患者(輸入感染例)について
厚生労働省  2006年11月16日

今般、フィリピンより帰国した男性が、現地で狂犬病ウイルスに感染し、国内で発症したことが判明しました。
これから海外に渡航される方は、以下についてご注意ください。

○狂犬病とは
狂犬病は、日本では撲滅された感染症ですが、一部の地域を除いて世界中に見られている感染症です。

○感染動物
発病した犬に咬まれて感染する例が多いので「犬」とついていますが、犬以外の動物からも感染します。

○感染経路
感染した動物に咬まれた傷口からウイルスが侵入します。

○症状
1?3ヶ月程度の潜伏期間の後、発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐などの不定症状で始まり、咬まれた部位に異常感覚が生じます。次いで、わずかな刺激でも筋肉が痙攣し、嚥下困難などが起きます。昏睡、呼吸麻痺と進行して、最終的には脳細胞が侵され、死亡します。
いったん発病したら治療法はなく、100%死亡します

○予防方法
野犬や野良猫、野生動物に手を出さないようにして下さい。
また、旅行先で動物と接触する必要のある場合には、事前の狂犬病ワクチン接種をお勧めします。

○犬等の動物に咬まれた際の処置
まず傷口を石鹸と水で動物の唾液をよく洗い流します。
次に、できるだけ早く現地の病院で、傷口の治療と狂犬病のワクチン接種を受けてください。
なお、ワクチンはできるだけ早く接種する必要があります。

○検疫所での対応
検疫所では、出発前の予防接種等の相談、狂犬病ワクチンの接種、帰国時の健康相談等を行っております。
万が一、渡航中に犬等に咬まれた方は、現地医療機関への受診の有無にかかわらず、帰国時に検疫所・健康相談室にお入り下さい。
(厚生労働省)

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11.14  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2006年11月13日

○インドネシア
インドネシア保健省は、新たなH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染患者2名を確認した。

第一例目の新規確定患者は、Banten州Tangerang地区在住の35歳女性である。この女性は、11月7日に発症し、11月10日に入院し、現在も入院中である。感染源は現在調査中である。
第二例目の患者は、West Java州Karawang地区在住の30カ月の男児であった。患児は、11月5日に発症し、11月10日に入院し、11月13日に死亡した。感染源についての当初の調査では、発症数日前に自宅周辺でニワトリの大量死が報告されていたことが確認された。

インドネシアでこれまでに診断確定した患者74名中、56名が死亡した。

*WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2006年11月13日現在)
総患者数256人 総死亡者数 152人
(厚生労働省)

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10.31  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2006年10月31日

○エジプト
エジプト保健省は、国内で第7例目のH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染死亡患者を確認した。

この39歳の女性患者は、10月11日に感染が確定し、10月30日に死亡していた。

エジプトではこれまでに診断が確定された患者15名中、7名が死亡した。

*WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2006年10月16日現在)
総患者数256人 総死亡者数 152人
(厚生労働省)

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10.16  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2006年10月16日

○インドネシア
インドネシア保健省は、新たなH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染患者3例を確認した。

3例全員が死亡した。
第一の新規確定患者は、West Java州出身の67歳の女性であった。患者は、2006年10月3日に発症し、10月7日に入院したが、10月15日に死亡した。診断は、患者が慢性疾患に罹患していたため、困難を伴った。伝えられているところでは、発症前に、患者自宅とその近所で飼育されていたニワトリが死亡していた。

二例目の患者は、Jakarta州South Jakarta地区出身の11歳の男児であった。患児は、2006年10月2日に発症し、10月5日に入院したが、10月14日に死亡した。患児は最近、自宅の近所で死亡したニワトリに曝露されていたことが確認された。
三例目の患者は、Central Java州出身の27歳の女性であった。患者は、2006年10月8日に発症し、10月12日に入院したが、10月13日に死亡した。この患者の感染源は、現在調査中である。

インドネシアでこれまでに診断が確定された患者72名中、55名が死亡した。

*WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2006年10月16日現在)
総患者数256人 総死亡者数 151人
(厚生労働省)

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10.2  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2006年9月28日

○インドネシア
インドネシア保健省は、国内で52例目となるH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染死亡患者を確認した。

9月27日に感染が発表されたこの20歳の男性患者は、 9月28日早朝に死亡した。  

インドネシアでは、現在までに68名の患者が確定し、うち52名が死亡した

*WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2006年9月28日現在)
総患者数251人 総死亡者数 148人
(厚生労働省)

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9.25  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2006年9月25日

○インドネシア
インドネシア保健省は、さらに2名のH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染患者を確認した。

患者は共に死亡している。
1例目の患者は、東ジャワ州出身の11歳の少年である。患者は9月16日に発熱と咳を呈し、9月18日に入院し、同日死亡した。患者が発症する前の月に自宅で飼っていた鶏が死亡し始め、近隣の鶏はその後も死亡が続いていた。
2例目の患者は、南ジャカルタ出身の9歳少年である。患者は9月13日に発熱と鼻水を呈し、9月20日に入院し、9月22日に死亡した。接触歴より、患者がペットとして飼っていた病気の鶏と最近接触していたことが明らかとなった。

インドネシアでは、現在までに67名の患者が確定し、うち51名が死亡している。

*WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2006年9月25日現在)
総患者数249人 総死亡者数 146人
(厚生労働省)

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9.19  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2006年9月19日

○イラク
イラク保健省は、同国で3例目となるH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染患者を、後ろ向き調査により確認した。

患者は、3歳男児で、2006年3月15日にバクダッドで入院した。症状は軽く、完全に快復した。
現在すでに終息したと考えられるその事例の期間中、イラク当局は、外部検査機関による診断の確定のための、検体移送問題に直面していた。  この後ろ向きに診断確定された症例については、当初の検査では結論が得られなかったが、それは移送中に検体が劣化した結果である可能性が高い。異なる方法による再検査が、診断確定のために必要となった。

イラクでは、2006年1月に、診断確定患者2名が発生した。両名とも死亡した。

*WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2006年9月20日現在)
総患者数247人 総死亡者数 144人
(厚生労働省)

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9.14  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2006年9月14日

○インドネシア
インドネシア保健省は、新たなH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染患者2名を確認した。

今回の患者らは、2006年3月と5月に発生した。
一例目の患者は、West Java州、East Bekasi出身の5歳の男児である。患者は、2006年5月4日に発症し、5月6日に入院し、5月19日に死亡した。2つの異なる方法を用いた検査結果では、第11病日と第15病日に採取された2件の血清検体で、H5N1型株に対する高力価の抗体が確認された。これらの検査結果は、WHOの新診断基準 (検査による診断確定) に合致している。当時実施されたフィールド調査では、自宅の近所で発病した家禽に曝露していたことが判明した。現地では、一部の家禽が検査でH5型ウイルス亜株に陽性となっていた。

二例目の患者は、West Sumatra州、Solok出身の27歳の男性である。この症例は、2006年5月17日に発症しその後H5N1型ウイルスに感染していると確認された、15歳になる自身の妹との接触者調査の際に、特定された。男性患者は、妹が入院中、6日間介護のために付き添った。男性は、2006年5月28日に、咳嗽、腹部不快感といった軽症の症状で発病したが、発熱はなかった。症状は増悪することなく、数日で快復した。

男性の症状は軽症で典型的でなかったが、保健省の接触者追跡調査および症状を呈した接触者管理のプロトコールの一環として、検査された。男性は、2006年6月1日から5日間に渡るオセルタミビルの投与を受け、回復期間中は自主的に隔離措置を受け容れた。

この27歳男性から採取された検体に対する当初の検査は、H5N1型株感染について陰性であった。8月に、ペア血清検体に対する追跡検査により、H5N1型株に対する中和抗体価の4倍上昇が確認された。この検査結果は、WHOの新診断確定基準 (検査による診断確定) に合致している。この男性は、発症前数日間は、妹の看病のため大部分を病院内で過ごしたため、発病したり死亡した鳥類との接触はなかったと報告した。調査により、男性は妹の入院中に曝露された、ヒト・ヒト感染伝播が男性の感染原因として除外できないと結論付けられた。

今回、後ろ向きに症例が確定されたことにより、インドネシアの合計患者数は65名となった。このうち、49名が死亡している。

*WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2006年9月14日現在)
総患者数246人 総死亡者数 144人
(厚生労働省)

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8.3
在広州日本国総領事館  2006年8月29日

8月25日、広東省衛生庁では、広東省がデング熱の流行期に入ったと発表しました。

8月25日現在、広東省内では、既に70例のデング熱の発生が確認されています。そのうち、65件は当地での感染事例であり、残り5件は他国での感染事例となっておりますが、何れも軽症の事例です。

デング熱は予防可能な感染症であるため、広東省では、今年の初めに、既にデング熱予防のための対策の実施を指示していますが、今回、デング熱の発生を受け、再度、予防対策の徹底を指示したものです。

今回の発表でも、蚊の発生を予防するため、蚊の発生源である花瓶・水槽、水たまり等の水が溜まった場所を整理し、殺虫剤を散布するとともに、蚊帳の使用等を求めています。
(厚生労働省)

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