6.17  感染症危険情報
外務省情報 2009年7月7日

●世界保健機関(WHO)は6月12日(日本時間)、現在の多くの国における感染の客観的状況と専門家の評価から、新型インフルエンザのパンデミック警戒レベルをフェーズ5から6に引き上げました。

● また、同時に、WHOは、この新型インフルエンザの感染者の圧倒的多数が軽症であり、早期に回復していること、及び世界的には死者数は少なく、今後重症・死亡例の急増はない見通しを伝えつつ、引き続き渡航制限は推奨しないとしています。他方、更なる感染拡大は不可避であること、特に途上国における更なる感染拡大が懸念される旨指摘し、30代から50代の方々、基礎的疾患を持つ方及び妊娠中の女性が感染すると重症化する場合があるともしています。

● つきましては、新型インフルエンザが確認されている国及び地域は以下のとおりですが、上記のような世界的感染拡大にかんがみ、今後、海外に渡航を予定されている方及び既に滞在されている方は、渡航・滞在先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意の上、感染防止に努めるとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください(ただし、国によって状況が異なりますので、渡航・滞在先の公館等にご確認ください。)

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6.17  感染症危険情報(新型インフルエンザ感染が確認されている国)の発出(6月15日)
外務省情報  2009年6月15日

●世界保健機関(WHO)は6月12日(日本時間)、現在の多くの国における感染の客観的状況と専門家の評価から、新型インフルエンザのパンデミック警戒レベルをフェーズ5から6に引き上げました。

● また、同時に、WHOは、この新型インフルエンザの感染者の圧倒的多数が軽症であり、早期に回復していること、及び世界的には死者数は少なく、今後重症・死亡例の急増はない見通しを伝えつつ、引き続き渡航制限は推奨しないとしています。他方、更なる感染拡大は不可避であること、特に途上国における更なる感染拡大が懸念される旨指摘し、30代から50代の方々、基礎的疾患を持つ方及び妊娠中の女性が感染すると重症化する場合があるともしています。

● つきましては、新型インフルエンザが確認されている国及び地域は以下のとおりですが、上記のような世界的感染拡大にかんがみ、今後、海外に渡航を予定されている方及び既に滞在されている方は、渡航・滞在先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意の上、感染防止に努めるとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。

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2.12  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2009年2月11日

○ベトナム
ベトナム保健省は新たなH5N1型鳥インフルエンザ感染患者を発表した。

この患者は、国立衛生疫学研究所(NIHE)で確認された。患者はクアンニン(Quang Ninh)省DamHa地区(district)出身の23歳の女性である。2009年1月28日に症状が出現し、2009年1月31日に入院した。彼女は現在重篤な状態にある。この患者は、最近、発病前に病死した家禽との接触があったことが知られている。追跡調査が現在行われている。感染防御措置が実施され、濃厚接触者の同定と健康監視が行われている。

ベトナムでは、これまでに確定された患者108名中、52名が死亡している。

総患者数407人 総死亡者数 254人
(厚生労働省)

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2.10  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2009年2月9日

○エジプト
エジプト保健人口省は、新たなH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染患者1名を発表した。

患者は、Menia地域(Governorate)、Maghagha地区(District)の1歳6ヶ月男児である。2月6日に発症し、2月7日に Maghagha Fever病院に入院したが、彼の容態は安定している。H5N1型鳥インフルエンザウイルス感染はエジプト中央公衆衛生検査所で確定された。 感染源調査では、発症前に、死亡した家禽との濃厚な接触歴があったことが示されている。

エジプトでは、確定された患者55名中、23名が死亡している。

総患者数406人 総死亡者数 254人
(厚生労働省)

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1.28  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2009年1月26日


○エジプト
エジプト保健人口省は、新たなH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染患者1名を発表した。

患者は、Manofia地域(Governorate)、Shebin Elkom地区の2歳女児で、1月23日に発症し、直ちに入院した。彼女の容態は安定している。H5N1型鳥インフルエンザウイルス感染はエジプト中央公衆衛生検査所で確定された。彼女の感染源調査では、最近、病死した家禽との接触歴があったことが示されている。

エジプトでは、確定された患者53名中、23名が死亡している。

総患者数400人 総死亡者数 252人
(厚生労働省)

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1.23  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2009年1月19日

○中国
中国保健省は、新たなH5N1型鳥インフルエンザウイルス感染患者3名を発表した。

1例目の患者は山東省済南市在住の27歳の女性で1月5日に発病し、入院したが、1月17日に死亡した。
感染源は現在調査中である。
2例目の患者は山西省呂梁市在住の2歳の女児で1月7日に発病し、入院したが、現在重篤な状態にある。
感染源は現在調査中である。
3例目の患者は湖南省懐化市出身の16歳の男性で1月8日に発病し、16日に入院したが、現在重篤な状態にある。
この患者は病死した家禽との接触歴があった。

3例とも国立検査機関で確定診断された。全ての接触者は医学的監視下に置かれ、現在のところ全員健康である。

総患者数397人 総死亡者数 249人
(厚生労働省)

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1.14  鳥インフルエンザ流行状況
WHO(EPR)  2009年1月14日

○ベトナム
ベトナム保健省は新たなH5N1型鳥インフルエンザ感染患者を確認した。

この患者は、国立衛生疫学研究所(NIHE)で確認されている。この症例はタインホア(Thanh Hoa)省Ba Thuoc県Dien Trung地区出身の8歳の少女である。2008年12月27日に症状が出現し、2009年1月2日に入院した。彼女は現在安定した状態にある。この症例では発症前に病鳥や死亡した家禽との接触があったことが知られている。追跡調査が現在行われている。感染防御が実行され、濃厚接触者の同定と健康監視が行われている。

ベトナムでは、これまでに確定された患者107名中、52名が死亡している。

総患者数393人 総死亡者数 248人
(厚生労働省)

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