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おたふくかぜ

おたふくかぜは、流行性耳下腺炎又はムンプスとも呼ばれ、代表的な子どものウイルス感染症で
耳周辺のはれがあり、しばしば片方あるいは両方の睾丸のはれを伴うことのある病気です。

このウイルスに感染しても30〜40%程度の人は症状がありません。
症状がでるときは感染してから16〜18日後に、主として耳下腺(耳の下)のはれ、
顎下腺(あご)のはれ、食欲不振、頭痛、吐き気、発熱などの症状が現れます。
耳下腺と顎下腺のはれは、片方または両方に認められ、3〜7日続き、長い時には10日続くこともあります。

しかし、これらの症状ばかりでなく、このウイルスは体全体に侵入し、
睾丸炎、卵巣炎、膵炎、腎炎などをおこす場合があります。
かかる人は3〜5歳が最も多く、2〜9歳が最もかかりやすい年齢となっていますが、
比較的症状が重くなると言われる15歳以上でも2〜3%の患者が報告されています。
成人がかかると一般に症状が重く、耳下腺炎、無菌性髄膜炎(入院が必要な病気)、睾丸炎など重くなることがしばしばあります。

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